デザイン思考研修
デザイン思考とは、経営やマーケティングなど、いかなる種類のビジネスにおいても活用できる「デザイナー的」思考を意味する言葉です。環境変化が激しい現代においては予測できない未来に対してゼロベースで仮説を立て創造的な思考力を発揮できる人材育成が必要です。本研修ではオンライン上でデザイン思考の考え方を学びアイデアの発想や思考方法についてご理解いただきます。
【期待効果】
・デザイナー的思考を身につけることにより、変化への対応力、改善意識が高まります。
・思考を生み出すためのツール、フレームを使いこなせるようになることで、アイデアが生まれやすくなり、創造的な仕事につながります。
・研修内で生み出したアイデアを実際のサービスとして活用することが可能です。
対象 | 創造的な思考が必要なリーダーやアイデアの企画立案に携わる方 | 狙い | 企画力・創造力の向上 |
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狙いと主なテーマ
共感⇒定義づけ⇒アイデア⇒試作⇒検証の5ステップで顧客視点・課題解決につなげるデザイナー的思考法でビジネスに活かすアイデアを創造する実践的な研修です。
主なテーマ
- 創造的な思考・技術の習得
- 創造的な思考を生み出すデザイン思考の理解
- デザイン思考のプロセスの実践
特長と学びのポイント
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近年注目される「デザイン思考」の基本的な考え方を学び、全体像をつかむ
従来の経営やマーケティングでは、十分に市場調査を行い、その結果を論理的に分析し、それを基に事業計画や商品・サービス開発などを行ってきました。しかし、情報化、グローバル化の進展や科学技術の発展により、ビジネスを取り巻く環境の変化や多様化は急速に進んでおり、従来の方法では対応できなくなってきています。そこで、ユーザー(想定顧客)視点に立って仮説・プロトタイプ・検証をスピーディーなサイクルで回し、イノベーションを次々と創出する「デザイン思考」が注目さています。
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デザイン思考を活用した実際のイノベーション事例を知る
2001年に発売されたiPodは、5年半で累計販売台数1億台を超える世界的大ヒット商品になり、デザイン思考を活用したイノベーション事例として話題となりました。その他デザイン思考の活用事例を知る中でデザイン思考のプロセスや価値をご理解いただき、業務への反映を行っていただきます。
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デザイン思考のプロセスを最後までやってみることで、本質的な理解を深める
デザイン思考の理解を促しながら実際にそのプロセスをオンライン上で体験することで理解を深めていただきます。
実施内容
1日目 |
・デザイン思考の全体像レクチャー ・デザイン思考から生まれた身近なアイデア・商品 ・柔軟思考・論理思考を鍛えるワーク ・顧客の感情・行動への共感 ***インターバル課題「顧客観察・共感」 |
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2日目 |
・課題の共有・顧客とコンセプトの再定義 ・コンセプトを基にブレインストーミング ・BMCを活用したビジネスアイデアの具体化 ***インターバル課題「プロトタイプ(企画書)作成」 |
3日目 |
課題の発表(プレゼンテーション) フィードバックを受けて修正・再プレゼンテーション |