コラム

~エルダー研修~を終えて

 

【冒頭に】

少子化の影響が企業の人材採用にも大きく影響を与えています。

1人の社員を採用するのに約100万円がかかると言われている中、3ヶ月以内で退職するなど人材の定着に課題をお持ちの企業様もおられます。

今回はさらなる人材の定着と成長促進のために、エルダー社員の役割や伝える力、傾聴テクニックについて研修を実施させていただきました。

 

【研修の目的】

・部下育成をする中での不安や不満の解消

・エルダー社員自身への成長を促す

・少子化の影響で人材確保が難しくなってきている中、今在籍している社員の定着を図る

  

 

【エルダー制度とは・・・】

『先輩』や『年長者』という意味で新入社員に対して現場で指導を行う制度のことです。

類似としては『OJT制度』や『ブラザー・シスター制度』などがあります。

 

【エルダー社員の悩み】

リアルな声として・・・

Z世代の考え方が理解できない」、「声が小さい」、「メモを取らない」、

「プライベートの話ができない」、「指導の方法がわからない」、「怖がられていないかが心配」、

「接し方がわからない」、「会話が続かない」など多くの悩みがありました。

 

【受講者の声】

・自分自身だけの悩みと思っていたが同じ悩みを持っている人がいて情報交換ができた。

・矢印を新入社員から自分自身(エルダー社員)に向けることができた。

・心理的安全性を理解することで安心感を与える行動変化につなげたい。

・感情での指導から『事実』と『方向性の共有』を伝えることで相手に納得感のある伝え方(アサーティブ)を習得できたので実践していきたい。

・相手の心を開く7つの傾聴テクニックを習得し、新入社員とのコミュニケーションを円滑に取れるようになった。

 

 

【まとめ】

参加者全員で現状の悩み事を(新入社員に求める改善点)ポストイットを用いて書き出しました。

各グループで発表の際に書き出せていなかったが「それもある!」と相互に学び合う姿勢もありました。

今回の研修では「メモの取り方をどのように伝えるか。」など実際の悩み事をテーマに、相手にどのように伝えるかの実践練習も数多く取り入れました。実践練習後にはすぐに講師からフィードバックがあり受講者の納得度も高かったです。

また個別に質問をされるなど受講者の熱量も高く多くの学びを実感いただけたと思います。

 

 

KECビジネスコンサルティングでは企業様のお悩みに応じオーダーメイド研修を実施しております。

講義だけではなく受講者からの発表に対しフィードバックを行うなど双方向による学ぶというスタイルを導入しております。

最近では1on1制度を実施しているが上司の業務指示・命令の時間となっており効果がないという課題から『コーチング研修』のご要望や、部下の話が伝わってこないことからコミュニケーションに関する『ロジカルシンキング研修』をご用命いただいております。

是非社内でのお困りごとにつきましては、KECビジネスコンサルティングまでお気軽にお問合せください。


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