導入事例

新入社員オンライン・バーチャル・研修事例

目次

概要

  • 課題・ねらい

    テレビ会議等で使われる「ZOOM」と学習支援プラットフォーム「UMU」の2つのアプリケーションを活用したオンライン型の研修。

  • ご支援内容

    学生から社会人への意識面の切り替えと、社会人生活をスタートする上で必要な基本的なビジネスマナーの実践。

  • 成果

    新入社員の基本的な社会人意識の醸成と現場で活かせるビジネスマナーの理解と習得。

課題・ねらい

KECのオンライン研修の特徴は、テレビ会議等で使われる「ZOOM」と学習支援プラットフォーム「UMU」を組み合わせた研修スタイルです。ZOOMは、複数人で同時中継を行えるだけでなく、「ブレイクアウトセッション」という機能により、複数のグループを自由に分けることができます。全体ではレクチャーを行い、グループで話し合う場面では少人数のグループに分けて、といった研修シーンに応じた使い分けにより研修効果の最大化を図ります。

学習支援プラットフォーム「UMU」は、受講者の意見を簡単に共有することができます。また意見をWeb上で入力する過程を踏むことで一人一人が意見を考えアウトプットすることで、主体的な行動を育みます。さらに対面型の研修では声の大きい人の意見が前面に出る傾向がありますが、UMU上で入力をすることで、一見大人しそうな人からも平等に意見を出してもらうことが可能です。

研修後も簡単にUMU上で他者から出た意見の閲覧やコメント、研修動画の視聴等、振り返り学習としても活用できるため、研修時はもちろん研修後までのフォローが可能です。

ご支援内容

<1日目>
■9:00~10:00
ZOOM接続テスト

■10:00~12:30
オリエンテーション
企業人の意識と行動
Will – Can – Mustの理論

■12:30~13:30
昼食

■13:30~17:00
仕事の進め方(PDCA・チームワーク)
マナーの基本理解(挨拶・表情・言葉づかい・感じの良い言葉づかい)
立ち居振る舞いの基本
ビジネスマナー
研修レポート

<2日目>
■10:00~12:00
マナーの振返り
コミュニケーション(報告/連絡/相談)

■12:00~13:00
昼食

■13:00~17:00
電話応対
来客応対
ビジネス文書・メールの理解
目標設定について
自己コンセプトの確立
研修レポート

成果

2日間のオンライン研修を通し、学生と社会人の違いを考え、働く上で必要な意識を醸成いたしました。特に8つの意識(顧客意識、品質意識、協調意識、改善意識、コスト意識、目的意識、納期意識、時間意識)の観点で自ら体験したサービスや対応について発表し合うことで8つの意識を感じられる行動について考察いたしました。

また仕事をする上で必要なビジネスマナーや立居振舞についても学びを深めました。例えば、電話応対について、まずは基本的なポイントについて研修中に動画を視聴し理解を深めます。その後、少人数のグループに分け練習を行い、全体で実際に会社を代表して電話応対の各ケースについて実践していただきました。このように他にも、名刺交換やビジネス文書等、動画学習の後に解説及び実践を加えることでスキルの習得を図りました。

研修後の振り返り学習としても研修当日にUMUに入力した他者のコメントや、動画コンテンツも視聴することで、学習内容の定着も促進いたしました。

※右記の画像は、UMU上で受講者が「学生と企業人との違いは何でしょうか?」という質問に対する入力結果をキーワード表示したものです。

受講者の声

「動画を見て振り返り、解決したい」

私はまず、電話の応対が苦手なので、電話を受ける練習をしていきたいと思います。電話を受ける人はその会社の顔になるため、新入社員研修で学んだことをしっかり身に着けて、会社で生かしたいです。また、わからない部分があれば、研修で学習したことを思い出したり、動画を見て振り返り、解決したいと思います。

「同じ目標を認識する事を心掛けたい」

今回一番学んだ事は、聞くだけでは学べない事です。G-PDCAの講義の時にグループディスカッションを通じて、よりその使い方が明確になりました。社会に出て先輩や上司、読書から得れる情報は、聞くだけで終わらず、実際に思考してより深く理解する必要があると感じました。計画を立てる上で、しっかり自身のチームの中で同じ目標(G)を認識する事を心掛けたいです。

「仕事上で必要となるマナーの意義を学べた」

マナーをどの人の目線で見るべきか、仕事上で必要となるマナーの意義を学べました。電話対応についてもありのまま言うのではなく相手の気持ちを考えたうえでこう言う方が良い等、テキストに書いていること以外のことも教えて頂き、学びになりました。

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