~新入社員合同研修~を終えて
こんにちは。KECビジネスコンサルティングの日下です。
先日まで雨天が続きましたが、4月に入り少しずつ暖かさを感じるようになりましたね。
新年度も始まり、街では春の装いとともに新社会人の方のフレッシュなお姿もチラホラ…。
この時期は新入社員の受け入れで忙しくされている企業様が多いかと思いますが、KECでも4月2日・3日の2日間にわたり、「新入社員合同研修」を開催し、様々な企業様から総勢28名の新入社員の皆様にご参加いただきました。
研修では主に、
・学生と企業人の違い
・基本的なビジネスマナー
・仕事の進め方(報連相・G-PDCAサイクル)
について学んでいただき、会社に戻ってすぐに実践できる電話対応や名刺交換の所作についてもシミュレーションしつつ実践演習を行いました。
皆様、最初こそ緊張の面持ちでご受講されていましたが、自己紹介やグループワークを通じて徐々に表情も柔らかくなり、積極的に学んでおられる姿が印象的でした。
<受講中のご様子>
受講者の皆様にとっても多くの気づきや学びがあったようです。
“相手がどう感じるか 報連相の大切さ”
「働く」とはどういうことなのか、社会人としてマナーがなぜ大切なのか…、なんとなく頭では分かっていても日々マナーや社会人としての意識を継続していくことの難しさと大切さを改めて考えていただくことで意識が変わるきっかけになったのではないでしょうか。
<受講生のお声>
・グループワークをたくさん行い、一人一人の考えが似ているようで違うことを何度も感じ、相手の考えを最後までよく聞き、理解する大切さを改めて感じました。そして、報告・連絡・相談を忘れることなく、一番大事にしないといけないなと感じました。(女性/Aさん)
・「相手中心」の考え方に触れられたと感じます。マナーを筆頭に、企業人としての意識や働く意味を考える場面で、また社内顧客に対しても常に相手本位でいることが重要であり、かつそれを「気に留めておく」必要性を学びました。(男性/Bさん)
“仕事の進め方、失敗を恐れない”
研修のなかで、相手の言葉しか分からない状況でどのように課題を解決するか、というグループワークがありました。決められた時間内に課題を解決しなければならない状況で冷静に役割を決めて遂行するのは実際の仕事にも通ずるものがあります。
実際にグループワークを行い体感することで、受講生の学びや気づきも深まったのではないでしょうか。
<受講生のお声>
・自分が積極的に話すことによりメンバーからの意見を1日目よりはたくさん出ていたと思うので、誰か1人が話し合いに積極的になるだけでよりたくさんの意見が出ることに気づけました。(男性/Cさん)
・少しの工夫で話し合いが円滑に進んだり、お互いの意見を話しやすくなったのを見て、間違いや失敗を怖がらず、まずは発信し、考えを共有していくことが大切だと感じた。例えそれが誤りであったとしても、死ぬことはない。全て成長の機会である。(男性/Dさん)
ほんの一部のご紹介にはなりましたが、皆様非常に意欲的で前向きなご感想を寄せてくださいました。
今後の各企業様でのご活躍が目に浮かびますね!
また、6月25日(火)にはフォローアップ研修を開催予定でございます。
「新入社員合同研修」で学んだことを振り返り、自己理解を深め、ケーススタディを通して目指すべき姿へ向けて学びを深めていただける内容となっております。
新入社員の方にご活躍いただくためには、日々職場で関わって頂く上司・先輩の皆様からのお声掛けや日頃の接し方なども大切で、新入社員の方の持っている力を最大限発揮できるか?「やってみよう」と思って挑戦できるか?等、モチベーションに繋がります。
コミュニケーションは「質より量」といわれています。できるだけこまめに多く接することで、信頼関係を築いていくことが重要です。
KECでは、管理職や経営層の方など各階層の方に向けた研修や、ハラスメント研修などの時勢に応じた研修も行っております。企業の発展には”人財”の成長が不可欠です。そのためのお力添えができれば幸いです。
<現在受付中の合同型研修>