KECの新入社員研修のご紹介
こんにちは、KECビジネスコンサルティングの近藤です。
月日の流れは早いもので2021年も残すところ2か月余りとなりました。半年後には新入社員を迎える企業様も多いのではないでしょうか。昨年と今年はコロナウィルスの影響で多くの企業が入社式ならびに新入社員研修をオンラインで開催されておりましたが2022年度は果たしてどうなるでしょうか。
一部の調査によりますと、来春の新入社員研修実施に関するアンケートでは約7割の企業がオンライン形式または一部オンラインとのハイブリッド型を予定していると回答したそうです。
そこで今回は、新入社員研修に数多く携わり、研修のオンライン化にもいち早く取り組んでまいりました弊社のオンライン研修をご紹介したいと思います。
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KEC のオンライン研修の特長とは?
KECのオンライン研修ではテレビ会議等で使われる「ZOOM」と学習支援プラットフォーム「UMU」の2つのアプリケーションを相互に活用した設計になっております。2つのアプリケーションの特性を活かし、対面型の研修にも劣らない独自の研修デザインをしております。オンライン研修にはまだまだ課題もありますが、移動時間がないなどのメリットもあり、研修で学んだ内容を即復習したり、即実践する機会を作りやすいことも注目です。
■ZOOM
テレビ会議等で使われるアプリケーションです。ZOOMの特徴としては、複数人で同時中継を行えるだけでなく、「ブレイクアウトセッション」という機能があります。ブレイクアウトセッションを活用することにより、少人数で深堀りしたディスカッションが可能です。
新入社員研修などの参加者が多いオンライン研修では個人個人の緊張感が薄まりやすいですが、少人数のワークを挟むことで集中力を持続させます。
全体ではレクチャーやフィードバック、受講者同士が話し合う場面では少人数のグループで、と、シーンごとに使い分けることで会場の研修と同様の効果をオンライン上で実現できております。他にも「手を挙げる」という機能を用いて、講師の話が終わったタイミングで発言を促したり、質問がある場合も手を挙げるボタンを使用してもらう、という研修ルールを守る中で自然にテレビ会議機能についても覚えていくような設計となっております。
↓ 実際の研修の様子 ↓
■UMU
UMUとは学習と成長をトータルでサポートするLXP(学習体験プラットフォーム)です。UMUを使用することでアウトプットが簡単にできます。また、他の人の回答を閲覧する機能もあります。自分の意見をアウトプットしたり、他者の意見に触れる機会を増やすことで主体性の育成を促進します。KECでは研修後の振り返りを重要視しており、設計時に組み込むことも多いのですが、振り返りに使用するツールとしてもUMUは優秀です。受講者からも使いやすかったと好評です。
↓実際のUMUの入力画面の例 ↓受講者が入力した結果の例
オンラインで研修を行うメリット
■意見が出やすい受講環境
もうひとつ大きなメリットとして受講者が意見を発信しやすいことが挙げられます。対面で研修を行う場合、どうしても声の大きい人や明るく発信力のある人の意見が強く出る傾向がありますが、オンライン開催の場合ではWeb上で回答してもらう、という設計なので、大人しい受講者からもたくさんアウトプットしてもらうことができます。また、受講者が入力した内容は共有することができ、自分では気づけなかった部分を他者の回答を見ることで補ったり、新しい視点として養うことができるようになっております。
■全国各地から場所を問わず参加可能
インターネット環境とデバイスがあれば全国どこからでも参加ができることがまず挙げられるかと思います。全国各地に拠点を持つ企業様であれば、オンライン空間を活用することによって離れた拠点の同期とも交流することができ、関係構築が期待できます。
コスト面でも優れていると言えます。会場準備や集合にかかる全体コストを考慮すると、オンラインでの開催は非常にコンパクトに収まります。本来なら移動時間に充てていた時間を研修の事前学習・事後学習に変換していただくだけでも研修効果は何倍にもなります。
受講者の声
最後に、昨年 2020年に実施したオンライン型新入社員研修の受講者の声をご紹介いたします。
■Aさん
「私はまず、電話の応対が苦手なので、電話を受ける練習をしていきたいと思います。電話を受ける人はその会社の顔になるため、新入社員研修で学んだことをしっかり身に着けて、会社で生かしたいです。また、わからない部分があれば、研修で学習したことを思い出したり、動画を見て振り返り、解決したいと思います。」
■Bさん
「今回一番学んだ事は、聞くだけでは学べない事です。G-PDCAの講義の時にグループディスカッションを通じて、よりその使い方が明確になりました。社会に出て先輩や上司、読書から得れる情報は、聞くだけで終わらず、実際に思考してより深く理解する必要があると感じました。計画を立てる上で、しっかり自身のチームの中で同じ目標(G)を認識する事を心掛けたいです。」
■Cさん
「マナーをどの人の目線で見るべきか、仕事上で必要となるマナーの意義を学べました。電話対応についてもありのまま言うのではなく相手の気持ちを考えたうえでこう言う方が良い等、テキストに書いていること以外のことも教えて頂き、学びになりました。」
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